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2009年 03月 27日
会社の同僚のPCにて、不可解な現象が発生するようになった。
同僚が使っているPC、OS は Windows XP SP3 なのだが、ここで Word 2007 を使って文書編集を行っていると、数十分~数時間くらいののちに、なぜか、Word 2007 のウィンドウ中の日本語文字が描画されなくなってしまうのだ。 あたかも、日本語文字が透明になったような感じである。 文字が無くなったわけではないので、そのまま範囲選択したりクリップボードにコピーしたり、編集作業そのものは有効である。 おもしろいことに、編集中の本文のみならず、Word 2007 のリボン上のスタイルギャラリーなどの日本語文字も同様の現象になった。 いわゆる半角の英数字については問題なく正常に描画され続ける。 複数の文書を編集中の場合は、いったんひとつのウィンドウでこの現象が発生すると、ほかのウィンドウすべても同様の現象となっていた。 いったん Word 2007 のウィンドウをすべて閉じて、改めて開き直すと正常に戻る。 しかし、また作業を続けていると、現象は再発。 Windows Vista SP1 を使っているメンバーからは、そのような現象が発生した話は聞かれなかった。 いやはや、はてさて困ったな、といろいろ調べてたり、Word 2007 のオプション設定を変更してみたりしたが、いっこうに埒があかない。 当然、OS も Word 2007 も、最新のパッチ類はセキュリティアップデートも含めてすべて適用すみであり、ビデオドライバもこれを機会に最新版に差し替えたが効果なし。 しかし、いろいろ試行錯誤しているうちに、たんだんわかってきたこともあった。 まず現象が発生したときは常に、タスクマネージャのパフォーマンスタブのPF使用量が、そのPCに搭載しているメモリ量ぎりぎりに近づいていた。 そして、現象の再現方法にも、簡単な方法が見つかった。 Word 2007 の文書表示倍率を変更し、拡大/縮小を繰り返すと、みるみるうちに、PF使用量が増えていくのだ。 Ctrl キーを押しながらのマウスホイール回転でグリグリ拡大/縮小を行うと効果テキメンである。 そうして間もなくに日本語透明化現象にお目にかかれる。 だがしかし、わかったのはそこまで。 どうにも解決の糸口がつかめない。 ということで、最後の手段とばかりに、Microsoft のサポートセンターに相談させて頂いた。 基本的にメールでやりとりしたのだが、迅速かつ懇切丁寧に対応頂けた。 こちらからもいろいろ状況説明や情報提供させて頂いているうちに、もしかすると、Office 2007 付属の Uniscribe エンジンに何か問題が潜んでいるのかも、とのご指導を頂いた。 Uniscribe? そう、Uniscribe。 ここしばらくは、とんと Win32 API プログラミングからは遠ざかっているが、しかしその昔、MSDN Magazine 日本語版で関連記事を読んだような記憶もある(覚え違いかもしれないが)。 とにかく、これは、多言語のレンダリングなどで使用されるモジュールだ。 当然、Vista ではまた異なった Uniscribe を積んでいるので、たしかに Vista では問題の現象が発生しなかったこととも符号する。 では、どうしたらいいか? サポートのお話だと、レジストリ設定の変更により、Uniscribe を無効にできる、とのこと。 具体的には、下記のレジストリエントリを削除して再起動するのだそうだ。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\LanguagePack なお、あとで元に戻しておく必要が発生するかもしれないから、事前にこのキーを .reg ファイルにエクスポートしておく。 さて、効果はいかに、とドキドキしながらレジストリ設定変更 & 再起動。 おそるおそる Word 2007 で文書を開き、 Ctrl + マウスホイールぐるぐるやってみたが、見事、PF使用量は増加せず安定したまま! 辛抱強くしばらくホイールぐるぐるやっていたが、ついに問題の現象に出会うことはなかった! サポートセンターの皆様にお礼申し上げて、チケットクローズと相成った。 なお、Uniscribe を無効にするということは、当然トレードがあって、日本語と英語混在の文書なら問題ないはずだが、そのほかのアジア圏系をはじめいくつかの言語が混在している文書だと何かしら問題があるであろうとのこと。 幸い、当方は日本語と英語の混在程度の文書しか扱わないため、Uniscribe を無効とすることでよしとした。 Uniscribe を無効化するということについては、もしかするともっと広範に影響がないとは言い切れないだろう。 しかし、まぁ、とりあえずここ数日は当方のIT環境は安定してる。 あと、もし Uniscribe 無効化でどうしても問題があるようであれば、Windows Vista 購入という手段もあることに確信が持てたので、安心して対策が練られそうだ。 どちらかというと根本解決ではなく、暫定的な対症療法ではあると思う。 もし同様の境遇におられて、本記事を真似してみようという方がいらしたら、くれぐれも状況よくご理解の上、自己責任でお試し頂きたい。 最後に。 即日のうちに対応頂き、解決方法まで導き出して頂いた、Microsoft のサポートセンターに感謝の意を表したい。 お陰様で大変助かりました。 2009/05/26 追記 サポート技術情報が公開された模様。
by developer-adjust
| 2009-03-27 21:12
| その他IT系
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