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2019年 08月 29日
背景 - EFCore が出力する SQL 文を知りたいデータベースを読み書きする ASP.NET Core Web アプリ実装において、データベースアクセスライブラリの選択肢としてとりあえずオーソドックスな "Entity Framework Core" (以下 EFCore)。 EFCore およびその前身である "Entity Framework" の面白いところは、データベースクエリの結果をオブジェクトに "マップ" する O/R マッパーというだけでなく、C# コードとして記述されたラムダ式木に基づく SQL クエリビルダーでもあるという側面がある。 さてそんな EFCore であるが、だがしかし、期待していたのとは異なる SQL が発行される可能性も少なくない。 とくに EFCore の ver.2.x だと、GROUP JOIN ですら、簡素な SQL を発行して早々にデータベースから多量のレコードをオブジェクトとして読み込んでしまい、オンメモリで残りの処理を実行することもあるという。 なお、本ブログ執筆時点では未だリリースされていない、次バージョン EFCore 3.x では、このあたりの挙動が変更され、SQL に変換できないクエリは例外を発生させることになるらしい。 この辺りの話題は、下記などが参考になる。 そんなこともあり、とくにアプリ開発中は、EFCore が発行する SQL 文を確認したいところである。 なお、コンソールアプリなどで EFCore 使用時に、その発行する SQL を確認するには、その目的のロギング機構を組み立てて適用すればよい。 詳しくは下記などが参考になる。 実は開発時ログ出力には、既に含まれているさてさて、ASP.NET Core アプリ開発中は、一般的なプロジェクトテンプレートから起こしたプロジェクトであれば特に、すでにロギング機構が組み込まれており、且つ、開発時向けのログレベル構成が適用済みである。 下記は開発時用構成ファイルである appSettigs.Development.json 中のログレベル構成だ。
この構成だと、Visual Studio で開発中であれば、Visual Studio の出力ウィンドウに色々ログが流れているのが確認できる。 (※デバッガなし実行でも表示される) また、dotnet CLI を使ってる場合も "dotnet run" などで実行すると、コンソールにログが流れるのを見ることができる。 実は既に、EFCore が出力する SQL 文は、このログの中に表示されているのだ。 よーく見ると、EFCore が出力する SQL 文が、ログの中に表示されているのを見つけることができる (下図、赤丸のところ)。 大量のログ出力に埋もれてしまう...しかしである。 上図でもわかるように、このままでは、ブラウザ等からの要求ごとの ASP.NET Core 関連ログが大量に発生し、EFCore の SQL 文ログがそれらログに埋もれてしまう。 (ないしは、あっという間にスクロールアウトしてしまう) 実際問題として、この構成のままでは、大量のログの中から EFCore が出力する SQL 文を探し出して確認するという作業はあまり現実的ではない。 これは個人的な意見であるが、実のところ、ASP.NET Core 関連の要求処理時の情報ログは、あまり必要を感じない。 どのようなリクエストがブラウザから発生しているかを見るときは、どちらかといえば、ブラウザの開発者ツールで確認するだけで用が足りることがほとんどだ。 EFCore 以外のログレベルを調整ということで、appSettings.Development.json を改訂し、"Microsoft" カテゴリのログレベルを "Information (情報)" から "Warning (警告)" レベルに引き上げてしまうと良かろう。 そうすることで、ASP.NET Core 関連の大量の情報ログが表示されなくなる。 ただしそれだけだと、EFCore の SQL 文出力も同じく表示されなくなってしまう。 そこで、EFCore の SQL 出力だけはログ出力されるよう、"Microsoft.EntityFrameworkCore.Database.Command" カテゴリのログレベルを、再び "Information" としてオーバーライドするとよい。 最終的な appSettigs.Development.json は下記のような感じになる。
これで下図のような感じで、EFCore の出力する SQL 文だけが都度流れるようになる。 自分の開発スタイルとしてはこれくらいのログレベルでちょうどいい感じだ。 以上、すべてのケースでこのログレベル構成が最適とは言わないが、同じような境遇の人にこの情報が役に立てば幸いである。 補足データベースアクセスのためには、EFCore 以外にも選択肢はいろいろあるので、発行される SQL を完全に制御したい場合などは、無理に EFCore を使う必要もない。 下記など参考にされたし。
by developer-adjust
| 2019-08-29 21:11
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