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2017年 11月 27日
C# などを使い、.NET Core ランタイム上で動作する .NET Core 2.0 なアプリ (ASP.NET Core 含む) を開発していての話。
そのようなアプリ開発で、JIS (iso-2022-jp) エンコードなメールを、System.Net.Mail.SmtpClient を使って送信するにはどうしたらよいか、というのが今回のテーマである。 もっとも、イマドキ、アプリからのメール送信の需要は衰退の一途のような気がする (通知なら Slack や LINE、Skype などへの Bot 投稿で実装するほうがよい?)。 仮にメール送信の需要が発生したとしても、SendGrid の Web API 叩いたり、Microsoft Azure の LogicApps サービスを使ったりしてメール送信を実装したほうがよさげなので System.Net.Mail の出番はなさそうだ。 ましてや今更 JIS エンコードなメールなどほとんど絶滅危惧種ではないかとも思われる。 が、とりあえずそのような要件が発生してしまい、実装に着手したものとする。 標準の文字エンコーディング情報では不足この場合は、下記のようなコード (例は C#) で実現するのがよくある実装かと思う。using System.Text;このコードは、旧来からある .NET Framework 用アプリでは問題なく動作する。しかしながら、.NET Core 用アプリでは実行時に下記例外が発生してしまう。 System.ArgumentException : 'iso-2022-jp' is not a supported encoding name. 発生個所は「Encoding.GetEncoding("iso-2022-jp")」しているところ。.NET Core ランタイムでは、標準の文字エンコーディング情報に、JISエンコーディングが含まれていないためだ。 この例外への対処は簡単である。 まず NuGet から System.Text.Encoding.CodePages パッケージをプロジェクトに追加してやる。 System.Text.Encoding.CodePages あとはアプリの初期化のタイミングで、上記パッケージに収録されているエンコーディング情報をランタイムに登録してやればよい。 using System.Text;System.Text.Encoding.CodePages パッケージには JIS (iso-2022-jp) エンコーディング情報も収録されている。よって、上記仕掛けを施したあとは、「Encoding.GetEncoding("iso-2022-jp")」でちゃんと Encoding オブジェクトが返ってくるようになる。 参考: OPC Diary - dotnet coreで対応しているテキストエンコーディング System.Text.Encoding.CodePages でも不足の点がところが、である。たいていの文字エンコーディングを扱う .NET Core プログラムにおいてはこれで問題解消となるのだが System.net.Mail.SmtpClient を使ったメール送信では、この対処だけではまだ足りない。 Send メソッド実行時に下記例外が発生して、相変わらず JIS (iso-2022-jp) エンコーディングでのメール送信ができないのだ。 System.NotSupportedException : No data is available for encoding 50220. この例外のスタックトレースを見てみると、at System.Text.Encoding.GetDataItem()となっている。どうも、Encoding オブジェクトの BodyName プロパティの getter で例外発生しているようだ。 念のため Visual Studio 上でブレークポイントを張って問題個所の前で停止させて、JIS エンコーディングのオブジェクトを見てみると、下図のとおり。 ![]() 他に Shift-JIS と euc-jp についても確認してみたところ、いずれも BodyName プロパティ参照で System.NotSupportedException 例外が発生した。 参考までに、ランタイム標準で備わっている UTF-8 (Encoding.UTF8) については、BodyName プロパティは、ちゃんと "utf-8" を返す。 どうやら、System.Text.Encoding.CodePages パッケージで供給される追加のエンコーディング情報、少なくとも上記 JIS, Shift-JIS, EUC-JP については、BodyName プロパティがサポートされていないようである。 いっぽうで System.Net.Mail.SmtpClient は Encoding オブジェクトの BodyName プロパティに依存しているようだ。 それで前述のとおり JIS エンコードなメールを送信しようとすると例外発生に至ってしまうらしい。 ラッパークラスを実装して回避System.Text.Encoding.CodePages パッケージで供給される追加のエンコーディング情報について、なぜに BodyName プロパティがサポートされていないのか自分はわかっていない。しかしとにかく、問題のメカニズムは判明したので自前の回避策は実装可能だ。 自分が実施した回避策は、 「BodyName プロパティを正しく返すよう補完実装した、Encoding から派生したラッパークラスを実装する」 という作戦。 使い方としては、まず、オリジナルの Encoding オブジェクトを、このラッパークラスのオブジェクトで包んでおく。 そして、そのラッパー Encoding オブジェクトを System.Net.Mail に教えてやる、という寸法だ。 このラッパークラスは、外部からのあらゆる問い合わせを、内包しているオリジナルの Encoding オブジェクトに横流しするだけにしておく。 ただし、オリジナルの Encoding オブジェクトが答えられない、BodyName プロパティについてだけは、オリジナルに代わってラッパークラスが返答する、という仕組みにするわけ。 ということで、そのようなラッパークラス "BodyNamePatchedEncoding" クラスを書いてみた。 下記に置いてある。 https://gist.github.com/jsakamoto/87d5b76387d8287ba6cea0362777c206 このラッパークラスの実装に面白いところは全くない。 このラッパークラスのコンストラクタで、ラップする対象の Encoding オブジェクトと、BodyName プロパティ値を受け取り、このふたつをインスタンスメンバーに保持。 あとは、Encoding オブジェクトとして必要なふるまい・プロパティ値は、メンバーに保持しているラップ対象の Encoding オブジェクトに丸投げするだけ。 ただし、BodyName プロパティだけは、コンストラクタで指定された値を返す。 BodyNamePatchedEncoding クラスの実装コードは行数がなかなかのボリュームになっている。 しかしそのほとんどが前述のとおり、ラップしている Encoding オブジェクトへ処理を横流ししているだけの、刺身タンポポ感たっぷりのコードだ。 なお、実際に BodyNamePatchedEncoding クラスを実装して System.Net.Mail.SmtpClient による JIS エンコーディングなメール送信を試したところ、最初はまたもや例外となった。 その例外の内容を見ると、どうやら SmtpClient は BodyName プロパティのみならず HeaderName プロパティも 参照してる模様。 且つ、HeaderName プロパティも System.Text.Encoding.CodePages パッケージの実装ではサポートされておらず、それでまたもや例外となったようである。 そこで、HeaderName プロパティについても BodyNamePatchedEncoding クラスがオリジナルに代わって返答することとし、返答の内容は、実装の手を抜いて、BodyName プロパティと同値を返すようにした。 以上で、この BodyNamePatchedEncoding クラスを使えば、晴れて、.NET Core アプリでの System.Net.mail.SmtpClient にて JIS エンコーディングなメール送信が実現できるようになった。 using System.Text;まとめ.NET Core では、ランタイムが標準で提供している文字エンコーディングはかなり限定されている。不足のエンコーディング情報が必要な場合は、System.Text.Encoding.CodePages パッケージをプロジェクトに追加して、追加されたエンコーディング情報をランタイムに登録すればよい。 しかし System.Text.Encoding.CodePages パッケージで提供される Encoding クラスの実装では、BodyName プロパティや HeaderName プロパティなどサポートされていない機能がある。 .NET Core の System.Net.Mail.SmtpClient は Encoding オブジェクトの BodyName および HeaderName プロパティを使用するので、System.Text.Encoding.CodePages パッケージで提供される Encoding クラスを指定してのメール送信では例外が発生してしまう。 これを回避する一案としては、実装が不足している機能を補うラッパー Encoding クラスを自前実装することで可能であり、実際に BodyNamePatchedEncoding クラスを実装してみて、無事メール送信に成功した次第。 補足System.Text.Encoding.CodePages パッケージで提供される Encoding クラスの実装では、なぜ BodyName プロパティなどがサポートされていないのか、その理由が気になるところではある。どのような設計指針・方針でサポートしないこととなったのだろうか、あるいはまた、System.Text.Encoding.CodePages パッケージの将来バージョンでは、これら機能の実装も追々追加されるのか、要注意ではあると思う。 あともうひとうつ別の話題として、ここまでの実装だと、どこか別の箇所で "Encoding.GetEncoding("iso-2022-jp")" などと Encoding オブジェクトの取得を行った場合は、相変わらず、BdoyName プロパティが機能しないオリジナル版の Encoding オブジェクトが返されることになる。 "Encoding.GetEncoding("iso-2022-jp")" を実行時も、BodyNamePatchedEncoding オブジェクトが返されるようにするには、もうひと手間必要だ。 言い換えると、もうひと手間必要ではあるが、しかしとにかく実装可能ではある。 その方法については、また機会を改めたい。
by developer-adjust
| 2017-11-27 12:14
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