先月開催されたオープンソースカンファレンス 2016 Hokkaido の閉会式ライトニングトークに登壇させていただた際にも使用した、Windows 上で動作するアプリ「ライトニングトーク用カウントダウンタイマー」。

このライトニングトーク用カウントダウンタイマーを 1年ぶりくらいにバージョンアップした。
主な更新内容は、出遅れ感があるが Windows 10 の仮想デスクトップ対応と、これまで対応を伸ばし伸ばしにしてしまっていたマルチモニタ対応。
Windows 10 仮想デスクトップ対応
Windows 10 からは、ほかのアプリを追加インストールすることなく、OS標準の機能で MacOSX にもあるような仮想デスクトップ機能が使えるようになった。
しかし、ライトニングトーク用カウントダウンタイマーの旧バージョンでは、この Windows 10 仮想デスクトップ機能に対応していなかった。
すなわち、とある仮想デスクトップでライトニングトーク用カウントダウンタイマーを表示してのちに、別の仮想デスクトップに表示を切り替えてしまうと、タイマー画面が見えなくなってしまう、という欠点があった。
今回のバージョンアップにより、仮想デスクトップを切り替えても、常に現在表示されているデスクトップ上にタイマー画面を表示するようになった。
なお、この Windows 10 仮想デスクトップ対応にあたり、
Grabacr07 さんの下記記事を参照した。
Windows 10 の仮想デスクトップを制御しようとして失敗した話
http://grabacr.net/archives/5601
(※補足すると、このあとの続編で完遂している)
この記事があったおかげで、ライトニングトーク用カウントダウンタイマーを Windows 10 仮想デスクトップに対応させることができた。
多謝。
マルチモニタ対応
旧バージョンでは、時間終了時の「Time Up」画面が、常にプライマリディスプレイにのみ表示されていた。
Windows のマルチモニタ機能にて、手元のノートPC画面をプライマリ、プロジェクタへの出力をセカンダリモニタとしてライトニングトークを行っていた時に、時間満了しても、演者のノートPC画面内に「Time Up」と表示されるだけで、聴衆が見ているプロジェクタ画面には何の変化もなく、時間切れになった感がまったく伝わっていなかった。
今回のバージョンアップにより、マルチモニタが有効になっている場合は、すべてのモニタで各々に「Time Up」画面を表示するように改善した。
そのほかの改善点
そのほかにも、以下の改善を実施している。
- 設定変更内容が記憶され、次回起動時に復元するようになった (なぜ今までできなかったのか...)
- 「Time Up」画面のフォントをかっこよく (Quantico font を使用)
最新版の入手
最新版は ClickOnceGet 経由でインストールできる。
Lightning Talks Countdown Timer
http://clickonceget.azurewebsites.net/app/LTCountDownTimer/detail
あるいは GitHub から Zip 版をダウンロードして、自分で解凍・配置してもよい。
https://github.com/jsakamoto/Lightning-Talks-Countdown-Timer/releases
すでに ClickOnceGet 経由でインストール済みであれば、次回、ライトニングトーク用カウントダウンタイマーを起動するときに、最新版に更新するかどうか自動で尋ねられるはずだ。
ClickOnceGet 上で公開しているファイルを更新するにあたり、本当は、コード署名も GitHub 認証用の鍵で署名したかったが、鍵が変わってしまうと、ClickOnce による自動更新で「署名に使われている鍵が変わってるけど、これってマズくない!?」みたいな警告がでて感じよくないので諦めた。
おまけ
ライトニングトーク用カウントダウンタイマー、はじめて開発に着手して以来、7年が経っていることに気付くなど。
いちばんはじめは Windows Mobile (!) で動く Web アプリとして、
そして今となっては黒歴史の Windows ガジェットとして、
その後ようやく Windows Form アプリとして仕立て直し、今日に至る。
バージョンアップも亀のように遅いけど、自分の手ごまの中では長い間保守継続し使い続けている数少ない長寿アプリのひとつである。