実行すると、現在日付を「yyyy-mm-dd」形式に書式化した名前でフォルダを作成する、超絶便利な PowerShell スクリプト (.ps1) を作成した。
このスクリプトがあるフォルダの下に、日付を名前としたサブフォルダを作成するように作ってある。
この .ps1 スクリプトを、必要に応じてそこかしこのフォルダにばらまけば、同じ社員の皆さんがちょくちょく作成している日付別フォルダの作成が俄然楽になること間違いなしである。
※なお、PowerShell におけるスクリプト実行ポリシーの変更は事前に済んでおり、.ps1 の実行がポリシーによって妨げられることがないように設定済みであることが前提条件。
だがしかし、この .ps1 が、旧来のバッチファイル(.bat, .cmd)や Windows Script Host スクリプト (.wsh) と同じようにダブルクリックすれば実行できると思ったら、これが間違い。
メモ帳でそのスクリプトが開くだけであった...。
.ps1を右クリックしてみたら
.ps1 ファイルを右クリックしたときのコンテキストメニューをよく見ると、「開く」のほかに、「編集」と並んで「PowerShellで実行」というメニュー項目もあるではないか。

ということで利用者全員に「"今日の日付のフォルダを作る"(.ps1)を右クリックして "PowerShell で実行" をクリックしてください」と告知・周知すればよさそうだ。
でもやっぱり、ダブルクリックで意味不明な「開く」が発動するくらいなら、「PowerShell で実行」が発動してほしいところ。
既定の動詞を変更する
これはレジストリ設定を変更することで可能だ。
レジストリエディタを起動し、レジストリの HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft.PowerShellScript.1\Shell キーを開いてみてほしい。
このキーの中の既定のエントリには「Open」と書かれていると思う。
さらにこのキーの下には「0」「Edit」「Open」といったサブキーが並んでいるはずだ。

これら「0」「Edit」「Open」が、コンテキストメニューに現れる動詞であり、それぞれ「PowerShell で実行」「編集」「開く」に該当する。
そして先に述べた Shell キー内の既定のエントリに記載の内容が既定の動詞、すなわちファイルがダブルクリックされたときに発動する動詞を指定しているのである。
現状は「Open」と書かれているので、それでダブルクリック時の既定の動詞として、「Open」が実行されていたのだ。
ということで、この既定の動詞を、「開く」から「PowerShell で実行」に設定変更してやればよい。
つまりレジストリ上の操作としては、HKEY_CLASSES_ROOT\Microsoft.PowerShellScript.1\Shell キーの中、既定のエントリを「Open」から「0」に書き換えれば OK だ。
Active Directory を導入している組織内ネットワークであれば、ドメインのグループポリシーの機能によって、このレジストリ設定変更をドメインに参加しているコンピューターに一括設定できる。
なので、会社内の Windows PC 1台1台をまわって手作業でレジストリ設定変更するような間抜けな事態にはならないだろう。
まとめ
以上のレジストリ設定変更を施すことで、
.ps1 ファイルをダブルクリックすると「PowerShell で実行」が発動するようになった。
これでめでたく先の「今日の日付のフォルダを作る」.ps1 も手軽に誰でも直感的に使用できるようになった。