※本記事は、Azure Advent Calendar 2014 への寄稿記事です。
その昔、札幌のIT勉強会コミュニティ「CLR/H」の第68回勉強会で、このブログタイトルと同じタイトルで1枠喋らせていただいたことがある。
とくに、テーマとしては
「無料で!」
というところにこだわった。
しかし当時は、ちょうど各種プランの入れ替え時期と重なっており、Microsot Azure ( 当時は旧称 Windows Azure ) 上で Web サイトを運用するにあたっては、無料枠が存在しない時期 ( 特別招待枠が終了し、90日間の評価期間中だけ無料 ) となっていた。
そのため、勉強会当日は
「ごめんなさい、無料は無理でした」
と謝って、発表を進めた経緯がある。
その際のスライド資料も「無料は無理でした」と記載したものに差し替えて、slideshare.net にアップロード、公開していた。
※当時のブログ記事が下記に残っている。
http://devadjust.exblog.jp/15554504/
今ならバッチリ無料でいける!
それも今となっては昔。
今は Azure Web Site 機能の登場により、用意されている無料プランに乗ることで、IT勉強会の参加申し込みサイトを、
本当に無料で運営することが可能
になっている。
ところがところが、自分の怠惰のせいで、先の slideshare.net に公開した「無料は無理でした」スライドはそのまま放置したまま今日に至っていた。
そのいっぽうで、このスライド、どういうわけか(?)今日でもじわじわと訪問者数が伸びている。
今は Azure Web Site 無料プランのおかげで「無料」は実現できるのに、にもかかわらず「無料は無理でした」としている古いコンテンツをネットに公開しっぱなしで、しかも今でも訪問者数が伸びているため、常に罪悪感的な何かを感じていた。
そこで。
Azure Advent Calendar 2014 に寄稿するにあたり、このスライドを全面書き直しました!
デモンストレーションとして、実際に Azure Web Site 上に「IT勉強会申し込みサイト」を設置。
参加申し込みページ
https://sample-registration.azurewebsites.net/
もちろん、実際に参加申し込みを試してみていただいてもOK。
参加申し込み登録完了のメールも実際に送信される。
ただし、下記の申し込み一覧ページにて、メアドも含め入力内容は公開されるので注意されたし。
申し込み一覧ページはこちら。
申し込み一覧ページ
https://sample-registration.azurewebsites.net/admin
Basic認証で保護してある。
ユーザー名 = admin、パスワード = password で開くことが可能だ。
ここから、登録した内容を全消去することもできる。
このサンプルサイトは、C#, ASP.NET で実装してある。
ソースコード一式は GitHub で公開中。
https://github.com/sample-by-jsakamoto/my-registration-site/
まとめ
ということで、数年に渡り、古い情報を拡散したままで、ホントに申し訳ございませんでした。
Enjoy your Azure Web Site life!