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2014年 06月 27日
ClickOnce とは?ClickOnce とは、Windows OS における .NET Framework 製のデスクトップ GUI アプリケーション (いわゆる ".exe") を、インターネット上で公開・配布する技術。ブラウザで開いた Web ページ上のリンククリック一発で、ダウンロードからインストール、スタートメニューへの登録と実行までを行ってしまう、.NET Framework の機能だ。 Zip アーカイブでの配布と異なり、
また、いちどインストールされたら終わりというのではなく、もし配布元でアプリのバージョンアップが行われていたら、次回起動時に自動で新バージョンにアップグレードしたりできる優れものなのだ。 使われてるの?Windows OS から Google Chrome ブラウザをインストールしたことのある人は、下記のダイアログを見たことがあると思う。実はこれ、Google Chrome ブラウザのインストーラのダウンロードから実行までを、ClickOnce テクノロジによって、クリック1回で実行できるように実装されていたものなのだ。 他にもプログラマ向けのツールとして NuGet Package Explorer が ClickOnce テクノロジで配布されていたりもする。 どうやって Web サイト上に設置する?アプリを ClickOnce テクノロジで Web サイト上から配置するには、所定の仕様・形態で ClickOnce 用に "パッケージ" したファイル群を、普通に静的ファイルとして HTTP 経由でダウンロードできるようにしておけばよい。ClickOnce の仕組みにおいて、Web サーバー側にはなんのマジックもない。 Windows OS の IIS でなくとも、Linux 上の Apache だろうと nginx だろうと何だろうと、とにかく HTTP でファイルを GET できるようになっていればよい。 だがしかし、ここで一つ落とし穴がある。 ClickOnce 用にパッケージすると、ブートストラップファイルとして拡張子が .application のファイルが用意される。 これを Web 上に公開する際、この拡張子 .application のダウンロード時の content-type 応答ヘッダが、"application/x-ms-application" でないとならないのだ。 この仕様(制約?)のおかげで、GitHub や DropBox などから ClickOnce アプリケーションを配布することができない。 (これらの Web サイト経由で .application を取得すると、content-type が application/octet-stream になってしまう) ファイル拡張子に応じた content-type を自分で設定できる Web サーバー、Web サイトを持つ必要がある。 ちょっとばかり面倒な話だ。 CodePlex を使えば配布できるけど...GitHub や Bitbucket のような、オープンソースのリポジトリサービスの一種である CodePlex では、実は、ClickOnce アプリケーションを配布することができる。参考: https://codeplex.codeplex.com/wikipage?title=ClickOnce 先述の NuGet Package Explorer も CodePlex から配布されている。 しかし ClickOnce アプリケーションの配布のためだけに CodePlex を使わせてもらうのも後ろめたい。 今更だがサイト作ってみた。利用は無料。ということで、とても今更感があるのだが、ClickOnce アプリケーションを自由にアップロード・配布するための Web サイト、"ClickOnce Get" を作ってみた。ClickOnce Get http://clickonceget.azurewebsites.net/ ご自身で作成された ClickOnce アプリケーションをアップロード・配布する場合でも、利用は無償。 なぜなら、このサイトをホストしているのは、C# や Node.js、PHP の PaaS (自分は詳しくないが Python と Java も動くらしい) である Microsoft Azure Websites の無料プランだから。 ただし無料プランの制約として、ある一定の CPU 使用量・通信量を超えると、一定時間、サイトが停止させられる可能性はあるので注意されたし。 (とはいえ、この ClickOnce Get のようなマイナー感満載のサイトであれば、この制約にひっかかることはあまり考えられない) C# + ASP.NET 製、ほんの少し AnugularJS 添え。ソース公開してます。実装は C# + ASP.NET MVC & ASP.NET WebAPI。クライアント側の JavaScript フレームワークとしてちょっぴり AngularJS を使い、TypeScript でクライアント側動作を記述した。 ソースは GitHub で公開してある。 https://github.com/jsakamoto/clickonce-get Azure Websites は Web サーバー上のファイルも永続化されるという(ただし無料プランでは Web サイトのコンテンツや Azure の管理領域なども含めて諸々 1GB まで)、PaaS のくせにうれしい仕様(インスタンスが再起動しても Web アプリがサーバー上に保存したファイルは失われない!)なので、これを活かし、データベースは使用していない。 データベース未使用なので、Visual Studio など C# + ASP.NET の開発環境をお持ちなら、git clone したら即座にビルド、実行、配置することができる。 同じ Azure Websites にオレオレ ClickOnce Get サイトを立てたいだけなら、手元の開発環境でビルドする必要すらない。 git clone したら、立て続けに、自分のアカウントで用意した Azure Websites のサイトに git push することで、Azure Websotes 上でビルドしてくれる。 このシナリオだけ考えるなら、git すら不要だ。 ブラウザにて GitHub 上で fork し、その fork したリポジトリを、同じくブラウザから Azure Websites の管理画面にてフックすればよい。 まとめWindows OS 用のデスクトップアプリといっても、今は Windows ストアアプリの時代に、今さら ClickOnce なんてどうよ、という気がしないでもない。また、ダウンロードからインストールまでの手間を不要とするなら、コンソールアプリや非.NETアプリも CUI 経由でインストールできる Chocolatey や OneGet の時代なのかもしれない。 正直、5年前にこのようなサイトを作るべきだったとも思う。 とはいえ、ClickOnce はいまだにサポート継続されている技術でもある。 自分のとある用途(詳しくは後日)のために作ったサイトではあるが、自分以外にもどなたかに使いでがあれば幸いである。 追伸言い忘れていたが、この ClickOnce Get の実装、OWIN ベースでの GitHub アカウントによる認証を行う最小のサンプルにもなっている。アカウント情報をサイト上に永続化しない実装でもあるので、ご参考まで。
by developer-adjust
| 2014-06-27 23:32
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