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2012年 11月 04日
先に投稿したとおり、北海道は北見市で開催されたIT系コミュニティ Ohotech (オホテック) の第18回勉強会にお邪魔してきた。
その際の自分担当のセッション2枠目について、おさらいを投稿する。 Code 2012 in 定山渓今年 2012 年の7月に、自分が参加させていただいているコミュニティの関連で、「Code 2012 in 定山渓」という、IT技術者、とくに "コード" を書く人向けの泊りがけイベントを開催した。そのイベントの企画のひとつとして、「なぜあなたはコードを書くのか?」というアンケートへの回答を募集した。 おかげさまで多数の回答を頂戴した。 とくに、自由入力欄に、コードに対する熱い思いや名言を書いていただけた。 実のところ、「自由入力欄にご丁寧に書きこんでくれる人はなかなかいないのでは...」と控えめに考えていので、そのような自分の予想を、大変うれしい形で裏切ってくれた。 ただ、せっかく頂戴した素敵な自由回答は、イベント終了時の発表を除くと、広くは人の目に触れることがなくなる。 それではあまりにもったいない。 そこでふと思い立ったのが、「このアンケートの自由回答を、Twitterのボットとして定期的に自動でつぶやかせたらどうだろう?」というアイディアだ。 ということで実際に Code 2012 終了後にそのような Twitter Bot を書きあげて公開、期間限定で運用していた。 Ohotech セッション4では、その Twitter Bot の作成を、ライブコーディングという形で披露させていただいた。 "なぜコードを書くのか" アンケートについておさらいCode 2012 の "なぜコードを書くのか" アンケートシステムは、大きく2層に分かれている。ひとつは、@sandinist さんの手によって Ruby on Rails で書かれ、Heroku 上でホスティングされている、アンケート回答を投稿したり、これまで投稿したアンケート回答を取り出したりするバックエンドの Web サービス。 もうひとつは、ユーザー入力を受け付けて、上記 Web サービスにアンケート回答内容を投稿する、フロントエンドの Web アプリだ。 今回の Twitter ボットは、上記 Ruby による Web サービスにアクセスし、アンケート回答内容を取り出して、ボットにつぶやかせるわけだ。 Code 2012 in 定山渓、および、そのアンケートシステムに関しては、このブログに CodeJP タグでいくつか記事を投稿しているので、詳しくはそちらも参照されたし。 CodeJP タグ http://devadjust.exblog.jp/tags/CodeJP/ Twitter ボットを書くさて、Twitter ボットの書き方は色々あると思う。さらに言えば、twittbot などの SaaS を使えば、Twitter ボットをプログラムとして自分で実装する必要すらない。 しかしながら、Code というイベントで回答してもらったアンケート内容をつぶやかせるのだから、ここはひとつ、Code を書いて実践すべきと考えた。 で、自分の得意分野は ASP.NET である。 ということで、ASP.NET を基盤として、Twitter ボットを作成することにした。 簡潔な表現としてのF#さて、"ASP.NET" とは言っても、プログラミング言語はいくつか選べる。自分のソーシャルネットワーク上の雰囲気だと、C# が多数派のようであるが、もちろん、VB も普通に利用可能だ。 しかしここはもう一ひねりして、.NET 上の関数型言語の主力である F# を採用してみた。 正直に告白するが、自分は F# についての理解や習得レベルはまだまだ入門レベルだと思う。 コンピュテーション式とか Type Providor とか、モナドとかさっぱりわからない。 アクティブパターンもぜんぜん使いこなせていない。 しかし F# の側面のひとつとして、「より簡潔な構文のC#」的な使い方もできるのだ。 この点について詳しくは、本投稿の後半に貼ってあるセッションスライドを見てもらったほうがわかりやすいと思うので、そちらを参照されたし。 なお、今回は ASP.NET MVC としての部分(コントローラとビュー)は C# のままで、Twitter ボットとしての機能を F# によるクラスライブラリとして実装してある。 F# で書いたモジュールは、C# からは普通に静的クラスとして見えるという、言語混合の実装例としてもおもしろいのでは、と思う。 ネットへの公開さて、手元の開発環境で出来上がった、F# で書かれた ASP.NET Web アプリによる Twitter ボットだが、これをボットとして定期的に自動でつぶやかせるには、何はともあれ、インターネット上に公開しないと始まらない。自分担当の一つ目のセッションでは、Windows Azure「Webサイト」を採用したが、この Twitter ボットでは AppHarbor を採用してみた。 AppHarbor https://appharbor.com/ AppHarbor は ASP.NET Webアプリの公開向けの PaaS。 バージョン管理システム Git の仕組みで、AppHarbor 上に作成した Web サイトのリポジトリにソースコード一式をプッシュすることで、手元の ASP.NET Web アプリをインターネット上に公開することができる。 AppHarbor のアカウントを作るのに必要なのはメールアドレスのみ。 Captchaもなく手軽にアカウントを作ることができ、そして無料から利用できる。 Windows Azureの「Webサイト」機能と共通点も多い。 以下のように比較表を書いてみた。 PaaS 比較表 定期実行さて、Windows Azure「Webサイト」でも AppHarbor でも、とにかく無料枠で十二分なので、これでこの Twitter ボット Web アプリをインターネット上に公開できたとして、さて、「自動で」「定期的に」つぶやかせるにはまだ足りない。そこで登場する SaaS が「SetCronJob」だ。 SetCronJob https://www.setcronjob.com/ このサービスは、指定したURL、指定した時間に、GET要求を送る、というもの。 このサービスも無料枠が用意されており、30分に1回のGET要求送信であれば、無料枠内で利用可能である。 なお、SetCronJob からは、定期的にアカウントの更新がメールで送られてくる。 ちゃんとこのメールに応答しないと、もうすでに利用されていないアカウントとみなされ、アカウント削除だったか、設定したジョブが停止されるか、何らかの停止処置がされるようだ。 長期間、継続して利用するには、メールに注意である。 (有償プランなら大丈夫なのか、未調査) Bitbucket にソース公開以上、今回の Ohotech 勉強会で作成した Twitter ボットのプロジェクト一式を、バージョン管理システム Mercurial を使って、Bitbucket に公開した。https://bitbucket.org/jsakamoto/ohotech18bot どうやら、今回参加した Ohotech 勉強会の参加者の中では、Git + GitHub よりは Mercurial + Bitbucket という層が多数派のようであった。 そこで今回、物は試しと、はじめて Bitbucket にアカウントを作り、Mercurial を手元のPCにインストールし、ソース公開してみた次第。 まとめ以上、ASP.NET 技術を基盤として、Twitterボットを作製する様子を披露させていただいた。今回は ASP.NET 技術を軸として、いろいろお話させていただいた。 これはやはり、自分がいちばん慣れている技術であるということはもちろんのこと、この技術の上でコードを書くことが自分が楽しいと感じているからだ。 もちろん、感じ方や好みは人それぞれであり、"Webアプリケーション開発におけるサーバー側技術" という枠でくくっても、自分がぱっと思いつくだけでも、Java、Perl、PHP、Ruby、Node.js、Python、Dart などなど様々である。 なので、皆さん、自分の好きなプラットフォーム、好きな技術について語ってくれたら楽しいと思うし、自分も語りたい。 今回の Ohotech 勉強会は、そんな自分の思いを満たしてくれた、有意義な勉強会であった。 Ohotech 運営各位にこの場を借りて御礼申し上げたい。 おいしいおやつもありがとうございます。 おまけ・懇親会Ohotech 運営の @tututen さんの大食漢っぷりは、人智を超えていた...。また、@tomio2480 さんとは、ハードウェア寄りの話を大変楽しくさせていただいた。 アノードコモンとカソードコモンとか、NPN と PNP とか久々に聞いた。 っていうか、@tomio2480 さんがこのクラスタでは凄い大物(!)だとは今回の勉強会に参加するまでわかっておらず。 ナメた口きいてて失礼しましたw 補足.1Twitter ボットとしての Consumer Key やら Access Token Secret などのトークン情報は、セッション中のデモではアプリケーション構成に直書きしたが、ソース公開するにあたって、ここは削除してある。このようなトークン情報や認証情報、データベース接続情報は、Windows Azure「Webサイト」や AppHarbor 等々、PaaS 側の設定ページから別途設定可能。 ソースコードと認証情報は、このように分離できる。 補足.2F# の "いろんな側面" を知るには、「プログラミングの魔道書 vol.2」に掲載の、@nobuhisa_k さん執筆の記事「風とF#とメビウスの輪」がおもしろいかもしれない。プログラミングの魔道書 Vol.2 http://longgate.co.jp/products.html
by developer-adjust
| 2012-11-04 14:11
| その他IT系
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