先日3月26日(土)に開催された、第56回CLR/H勉強会。
念願叶っての、
@sandinist さん講師による Ruby on Rails をテーマとした勉強会となった。
自分は今回も性懲りもなくライトニングトークにエントリ。
今回は「Small Basic を実務で使ってみませんか?」というテーマで臨んだ。
SkyDrive にも置いてある。
http://bit.ly/f6X08B
@sumim さんの念力にあてられたのか、間違って "Small Basic" と言うべきところを "Smalltalk" って言っちゃったり...とか、ハプニングありましたが、さて。
ぶっちゃけ、Small Basic の言語としての仕様はどうでもいい。
開発環境(IDE)の "心地よさ" がとにかく肝要なのです。
言語仕様としては、原則、扱える型は数値と文字列だけ。
おもいっきりの、ベタベタの手続き型言語。
このあたりの割り切りの良さも、敷居をより下げることになっているのではないかと思われ。
"オブジェクト" という用語がインテリセンス上の説明文にもちらほら現れるけど、内部的にはあれは C# とかでいうところの静的クラスのことであり、インスタンスではなかったりする。
でも、そんな内部事情はどうでもよくて、まぁ、実はシングルトンオブジェクトなんだと思えばそれはそれでいいだろうし、また、単にある種の名前空間なんだと思えば、それはそれで納得。
素の Small Basic だけでも、Web からのダウンロードができるだけでも、昨今の Web システムが大量に散在している世の中だと、結構実用になることも多い。
加えて、簡単に C# や F#、VB などなどで作った .NET クラスライブラリで機能拡張できる。
バリバリの .NET プログラマがいる職場ならば、標準の Small Basic にはない機能は、そやつらに作ってもらう、という手段もあり。
自分の自作の Small Basic 用拡張ライブラリは、CodePlex 上でオープンソースとして公開済み。
下記、"Small Basic" タグの検索でヒットする。
http://excel4smallbasic.codeplex.com/site/search?TagName=Small%20Basic&query=%22Small%20Basic%22
Small Basic を実務で使うというのは、ニッチであることには間違いないと思う。
しかし、そのニッチを埋めるツールとしては、なかなか秀逸だと思いますよ。