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2017年 12月 08日
以前の投稿で、Selenium WebDriver の新バージョンリリースを定期巡回で検出して自分宛にメール通知させるために、Timer をトリガとした Azure Functions を実装したことを書いた。
あの投稿の当時は Azure Functions がまだ成熟する直前であった。 ゆえに実装言語に C# を選んだ場合、"C# スクリプト" という、拡張子 .csx な形式でコードを記述する必要があった。 しかしあいにくと、.csx をコーディングするにあたっては、普通の .cs を扱うときとは数段レベルの劣る開発支援環境しかなく、かなり辛かった記憶がある。 それで、どうせスクリプトで書くのなら JavaScript (Node.js) や F# スクリプトのほうがよっぽど IDE 支援が強力じゃないか、とか思ったり、実際そうしたりしたこともあった (下記参照)。 だが今は昔。 あの投稿から程なくして、普通の C# プログラミングとして Azure Functions を実装できる環境が整った。 それが pre-compiled functions および Visual Studio 2017 Tools for Azure Functions である。 しかし時すでに遅しというか、当方、.csx や .fsx で実装した Selenium WebDriver 新バージョン検知の Functions ですでに順調に運用回っていた。 そのため、ついぞ pre-compiled 版に移行することなく日々過ぎていった。 でもいつかは pre-comiled に移行しておきたいとは考えていた。 そして、つい先日、あるきっかけができたので、ついに pre-compiled への移行を果たした。 開発はスムーズ & 楽ちん!さすがというべきか、Visual Studio でいろいろな種類のアプリを開発開始するときと同じユーザー体験で、Azure Functions 開発ができる。いつもどおりプロジェクトの新規作成のダイアログで "Azure Functions" を選べば、もうそれだけでプロジェクトが出来上がる。 続けて新規アイテムの追加で Azure Functon を選択すればよい。 途中、バインディングを指定するダイアログを経て、Function の枠をもった C# ソースコード (.cs) が作成される。 あともう少し (プロジェクト新規作成時にちゃんと用意されている) 設定ファイルに必要な事項を書き足せば、これでもう、F5 実行とかすれば、ローカル開発環境で Azure Function がデバッグ実行できてしまう。 デバッガでブレークポイント張ったんですけど......と、ここまではとんとん拍子で進んできたのだが、ここではたと戸惑った。自分がいま開発中なのは、12時間ごとにタイマーで起動される Function だ。 で、Visual Studio で F5 実行すれば、たしかにローカル開発環境上で Azure Functions 開発用ホストプロセスが起動する。 しかし、個々の Function が呼び出されるのはトリガが発生したとき。 なので、この Function のコード内にブレークポイントを設置して待ち構えたとしても、 この Function が呼び出されるのはあと数時間後 ということになってしまった。 Azure ポータル上でブラウザ越しにちまちまスクリプトを直接記入やり方のときは、ポータル上に「テスト実行」のボタンがあり、これをクリックすることでその Function を実行できた。 だが、Visual Studio で pre-compiled な Function の開発・デバッグ実行時、この "テスト実行" を行うための UI を、自分は見つけることができなかった。 答えは公式ドキュメントにさてどうしたものかと一瞬途方に暮れたが、落ち着いて公式ドキュメントを見てみると、あっさり答えがあった。Function を個別にテスト実行する HTTP API エンドポイントが Azure Functions 開発用ホストプロセスに備わっているとのこと。 その API エンドポイントを叩け、ということなのだそうだ。 つまり、cURL コマンドや PowerShell の Invoke-RestMethod コマンドレットなどを活用して、HTTP リクエストを行うことで、指定の Function を呼び出してくれるという。 例えば PowerShell を使って起動する例は下記のとおり。 $url = "http://localhost:7071/admin/functions/IEDriverDetector ということで、期待どおり、Timer トリガーな Function のテスト実行もできるようになった。One more thing... テスト実行用の .ps1 作っておいたさて、これで一件落着 ...なのだが、cURL にせよ Invoke-RestMethod にせよ、いくらコマンド履歴から呼び出せるとはいえ、コマンド履歴が残ってないほかのメンバの別の PC で実行するときなどなど、この HTTP POST 要求を行うコマンドを打ちなおすのはだるい。そこで、C# Pre-Compiled Azure Functions プロジェクト向け汎用に、非HTTPトリガな Function のテスト実行を起動する PowerShell スクリプトファイルを作っておいた。 この PowerShell スクリプトを、カレントディレクトリをプロジェクトのあるフォルダにして実行すると、プロジェクト内に含まれる Function を走査・列挙して実行するようにした (但し、事前にいちど、プロジェクトをビルドしておく必要がある)。 さらに "-FuncName" オプションを実装し、Function 名を指定すればその Function をピンポイントで呼び出せるようにもしておいた。 "-FuncName" オプションは、Tab 補完によって、検出された Function 名が列挙されるようにしてある。 以上、それまでの Visual Studio による pre-compiled な Azure Functions 開発があまりに直感的かつスムーズだっただけに、個別の Function のテスト実行をどうやってやったらよいか一瞬立ち止まってしまった、という話。
by developer-adjust
| 2017-12-08 23:02
| .NET
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