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2017年 09月 22日
ASP.NET Core 2.0 から使えるようになった "Razor Pages"ASP.NET Core 2.0 には、"Razor Pages" と呼ばれる、サーバーサイドレンダリングの Web アプリ実装方法が追加された。 詳しくは下記動画の 0:56:00 あたりからを視聴するとよいかも。 この Razor Pages、いろいろと面白いのだけど、自分的には「ちょこっとだけ動的要素がある Web ページ」を作りたいときに、ただそれだけのために ASP.NET MVC のコントローラーとビューとを作るまでもなく、"Razor Pages" として ~/Pages フォルダに "なんちゃら.cshtml" を置けば済んでしまうところが気に入った。 とくに ASP.NET Core MVC では、Web API 用とMVC用とのコントローラーの区別がなくなっており、Swagger UI で Web API のドキュメントページを自動生成させると、API 目的ではなく動的 Web ページのために設けたコントローラーも含まれてドキュメント自動生成されてしまう面倒があった。 (これを回避するために、Swagger ジェネレータでフィルタリングするコードを自前で書き足していた。) その点、その動的 Web ページが Razor Pages でシンプルに書いて済ませられるようであれば、この "混信問題" は解消するのが良いと感じた。 (Razor Pages は Swagger ジェネレータの対象にならないので。) シンプルに .cshtml を書ける? > じゃぁ markdown で!さてそんなシンプルな使い方もできる Razor Pages なのだが、さらにもっとシンプルに、.cshtml の内容を記述したくなった。 具体的には markdown 記法で書けないか、と考えた。 ということで用意してみたのが、AspNetCore.MarkdownPages だ。 この拙作 NuGet パッケージは、ASP.NET Core の HTTP 要求処理パイプラインに挟んでおくことで、応答ヘッダのコンテンツタイプが "text/markdown" だと、その応答コンテンツを markdown だと見なして HTML に変換してしまう、という "ミドルウェア" だ。 拡張子 .md な静的ファイルを配置しておいて、その .md ファイルを指す URL を開けば、AspNetCore.MarkdownPages が HTML に変換してブラウザに返信してくれる、みたいな使い方をする (下図)。 のであれば、Razor Pages 上でも markdown 記法で記述して、それを HTML 化してブラウザに返すようにできるはず、と考えた。 実際にやってみたAspNetCore.MarkdownPages のインストール・導入方法は、GitHub 上のドキュメントに譲るとして、 .cshtml 側の書き方を補足する。 最低限必要なのは、応答のコンテンツタイプを "text/markdown" に変更することだ。 一例としては .cshtml 中の冒頭のコードブロックで下記のように記述する。
もしも _Layout.cshtml などを併用してる場合は、
というように、共通レイアウトビューも外しておく。 以上で、あとはこの .cshtml 中に
とか書くと、ブラウザで表示したときに HTML 化して表示される。 "@DateTime.Now" の部分が、ちゃんと C# コードとして評価・実行されてレンダリングされていることもわかる。 オブジェクトの集合を foreach で列挙しての箇条書きはちょっと苦しくて、 (※下記例は、Razor Pages の機能での "ページモデル" に "Items" という List<string> なプロパティが生えている、というシナリオ)
というようにきれいに書いてはダメで、
というように、
という、インデントを潰した、どん詰まりな記述で書く必要がある。 しかし利用にはリスクも...以上、こんな感じで、Razor Pages を markdown 記法で記述することができた。 ただし、IDE/エディタは、.cshtml 内に markdown 記法で記述するとは想定していないはずで、コーディング支援やソース自動整形で難があるかもしれない。 そもそもの Razor ビューエンジンが、まさか markdown 記法でかかれたソースを読み込まされるとはつゆ知らずなわけで、Razor 構文と markdown 構文のはざまでレンダリング時の何か問題があるかもしれない。 また、拡張子 .md のファイルであれば、多くのエディタ/IDE では、HTML に変換後のプレビューを見ながら markdown をコーディングできることだろう。 しかし、おそらく拡張子 .cshtml では markdown プレビューしながらのコーディングは無理だろう。 さらには、現状の AspNetCore.MarkdownPages の機能上の限界であるのだが、実は、ページのタイトルや meta タグを制御することも難しい。 (markdown 記法はそういったメタ情報のことまでは範疇ではない...はず。) ...というように、Razor Pages を markdown 記法で書くのは若干微妙な感じも残る。 なお、ごくごく普通の Razor 構文で記述した .cshtml 中に、markdown 記法での記述を部分的に埋め込める Tag ヘルパーも見かけたような記憶もある。 そういったタグヘルパーライブラリを使ったほうが良いかもしれない。 それでもなお、この AspNetCore.MarkdownPages ミドルウェアと Razor Pages とを組み合わせることで、すっきりしたコーディングができる範疇のプロダクトであれば、これはこれで面白いかも、と思う次第。
by developer-adjust
| 2017-09-22 21:54
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