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2012年 08月 12日
SpecFlow とは?SpecFlow とは、BDD ( Behavior Driven Development: 振る舞い駆動開発 ) や受け入れテストの自動化などの文脈で語られることの多い、テストフレームワークのひとつ。テストフレームワークとはいえど、MsTest や NUnit 等々のテストフレームワーク上に実装された、もう一層上のレイヤーのフレームワークである。 各種クラスライブラリとツール群から構成される。 Ruby をご存じの方であれば、Cucumber といえば通じるだろうか。 詳しくは MSDN Mangazine の記事などが参考になる。 公式サイト http://www.specflow.org/specflownew/ Visual Studio 拡張の入手先 http://visualstudiogallery.msdn.microsoft.com/9915524d-7fb0-43c3-bb3c-a8a14fbd40ee 各テストプロジェクトに追加する NuGet パッケージ http://nuget.org/packages/SpecFlow MSDN マガジン: BDD 入門: SpecFlow と WatiN によるビヘイビア駆動開 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/gg490346.aspx Channel 9 のビデオ ASP.NET MVC With Community Tools Part 2: Spec Flow and WatiN http://channel9.msdn.com/posts/ASPNET-MVC-With-Community-Tools-Part-2-Spec-Flow-and-WatiN ASP.NET MVC With Community Tools Part 3: More Spec Flow and WatiN http://channel9.msdn.com/posts/ASPNET-MVC-With-Community-Tools-Part-3-More-Spec-Flow-and-WatiN .feature ファイルとステップ定義で、SpecFlow を使うと何がうれしいかというと、「可読可能な文章風に、テストのシナリオを記述できる」という点だ。もちろん最終的には、C# 等でテストコードを記述するのだが、とにかく、仕掛けはこうである。 まず、.feature という拡張子のファイルに、"Gherkin" とよばれる仕様記述言語で、"文章風" にテストシナリオを記述する。 下記のような感じ。 Feature: Access to GitHub 「ブラウザで "http://github.com" を開いたとき (When)」 「すると(Then) "https://github.com/" にリダイレクトされる 」 という趣旨の記述だ。 .feature ファイルは Visual Studio 拡張がインストールされていれば自動で App.configで指定したテストフレームワーク用のテストコードにコンパイルされる。 テストを実行すれば、この feature ファイルに記述した各行が1行ずつ "実行" されるのだ。 とはいえ、さすがにこれだけでは動作しない。 "Open URL ~" とか、"Redirect to ~" とかの記述は、あらかじめどこかで定義済みの機能を指し示しているわけではない。 行頭の「Given」「And」「When」「Then」はキーワードになっており、この1行1行を「ステップ」と呼んでいるいるのだが、ステップ中、行頭キーワードに続く記述は何を書こうと "自由" なのである。 どういうことかというと、When等のキーワードに続く文に対応する、実際に動作するC#等のコードを、別途自分で記述するのである。 (ちなみに、このキーワード後の文章は、日本語で記述しても問題ない) ステップとステップ定義の関連づけ.feature ファイルに記述されたステップと、実装コードとの関連づけは、.NET の属性の仕組みで行われる。すなわち、
(これらの属性は、SpecFlow のクラスライブラリにて、TechTalk.SpecFlow 名前空間で提供される) この実装を「ステップ定義」と呼んでいる。 先の .feature ファイルの例で言えば、下記のとおり StepDefinitionOfBrowser クラスをテストプロジェクト中に実装しておくことで、「When Open URL http://github.com/」のステップが "実行" されるときは、OpenUrl メソッドが呼び出される寸法だ。 [Binding] public class StepDefinitionOfBrowser { ... [When("Open URL (.+)")] public void OpenUrl(string url) { this.Browser.Navigate().GoToUrl(url); } ... なお、ステップの記述は、正規表現として When 等の属性の引数とマッチさせ、合致した箇所のキャプチャは、メソッドの引数として渡される仕掛けである。 再利用可能なステップ定義をアセンブリにまとめるさてこのような仕掛けで動作する SpecFlow であるが、テストの作成を進めていくうちに、あちこちのテストプロジェクトで共通に行っているようなステップ、再利用可能なステップ定義というのが発生することがある。こんなときは、その再利用可能なステップ定義を、共通のクラスライブラリ化、アセンブリ化して活用すべきではないかと思う。 ということで、別のクラスライブラリプロジェクトを新規作成し、ステップ定義の実装をテストプロジェクト本体から移動する。 その上で、テストプロジェクト本体から、このステップ定義クラスライブラリを参照設定に追加。 これでテストを実行してみると... 残念ながらこれだけでは、まだうまくいかない。 「対応するステップ定義が見つからない」とエラーになってしまう。 App.config の設定どうやら SpecFlow は、bin フォルダにあるアセンブリをすべて闇雲に探索しているわけではないっぽい。別途、SpecFlow 公式に、App.config 中の SpecFlow 用の構成セクション、specFlow/stepAssemblies/stepAssembly エントリに、ステップ定義を実装している外部アセンブリ名を指定してやる必要があるのだ。 <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <configuration> <configSections> <section name="specFlow" type="TechTalk.SpecFlow.Configuration.ConfigurationSectionHandler, TechTalk.SpecFlow" /> </configSections> <specFlow> <unitTestProvider name="Mstest"></unitTestProvider> <stepAssemblies> <stepAssembly assembly="SharedStepDefinitions" /> </stepAssemblies> </specFlow> </configuration> 以上の措置を済ませることで、正常にテストが実行できるようになった。 ところが、"配置" 機能を利用すると......と、ここまではよかったのだが、この後、別の問題にぶつかった。MsTest の実行環境では、.testsettings ファイルの指定によって、"配置" 機能が使える。 これは、テストの実行時に、テスト実行環境のファイルシステム上に、何らかのファイルを追加 "配置" するものだ。 たとえば、CSVファイルを解析する機能のテストとかで、そのテストのためのサンプルCSVファイル原本を、テスト実行環境に配置するときとかに使う。 さておき、この "配置" 機能を有効にして先のテストを実行すると、System.IO.FileNotFoundException が発生し、App.config で指定した共通ステップ定義アセンブリが読み込めない、となってしまうのだ。 原因は突き止めておらずはっきりした原因は理解できていない。ただ、いくつか断片的な情報・憶測はあって、たとえば次のとおり。
対処とまぁ、こんな状況であったのだが、ふとした拍子から、あくまで対症療法ではあるものの、対処方法が見つかった。それは、 テストプロジェクト本体のソースコードに、 共通ステップ定義アセンブリで定義・公開されている型の参照を記述する ことであった。 どんなコードでもかまわないのだが、今回は、この目的であることを明確に意思表示するため、共通ステップ定義アセンブリにて定義した属性を、テストプロジェクト本体でアセンブリに適用する方法を採った。 ソースコード以上、今回の話題を説明するサンプルプロジェクトを、GitHub にて公開してある。https://github.com/sample-by-jsakamoto/StudyOfSeleniumWebDriver どうぞご参考まで。
by developer-adjust
| 2012-08-12 23:20
| テスト
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