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2010年 09月 14日
とある、C++ & MFC で書かれた Windows GUI アプリを、C# + WPF に移植中。
移植とは言ったが、要求仕様だけは同じに、いちから書き直している。 それでも、CArrayList に対する for ループと if 文で最小値を探索する箇所を、LINQ to Object の Min 拡張メソッド一発で書けたり、非常に小気味よい。 Visual Studio のインテリセンスも、VS.NET時代の C++ から遙かに進化した VS2010 の C# 上なので、開発生産性は当時の比ではない。 さらに当時はまだうまく書けなかった単体テストを書きながら開発できているので、開発のスピードもさることながら(ビルドして、起動して、GUIに手作業で何か入力して...などとまどろっこしいことをしなくて良い。テストコードさえ書けば、あとは Ctrl + R, T で開発したコードが確認される)、今後の改良改善についてもデグレートの心配をしなくて済む(100%発生しないとは言わないが)。 などと快進撃を続けていたのだが、はたと困った要件にぶちあたった。 このアプリ、コマンドライン引数でオプションスイッチを受け付けるのである。 オプションスイッチ有無の判定や、オプションスイッチに続く引数の取得をどのように実装したらよいだろう? たとえば次のようなコマンドライン引数が与えられたときに、 MyWPFApp.exe /foo test.txt /bar bar スイッチの有無の判定や、foo スイッチの有無の判定と、foo スイッチに添えられた引数(上記例だと "test.txt" )の取得を行わなければならない。 その当時は、コマンドライン引数のオプションスイッチを解析する、専用のパーサーライブラリを利用しており、割とコンパクトに判定処理を記述できていた。 イメージとしては次のような感じ。 CmdLineParser::GetOptinValue(_T("foo")) --> CString(_T("test.txt")) が返る しかし今は C# 上に移植中であり、このようなライブラリの手持ちはない。 また、このようなオプションスイッチ解析ごときで、あまりぐずぐず実装に時間をかけたくない。 インターネットで検索する? CodePlex で何かライブラリが公開されているか調べてみる? いやいや、その調べる時間もまどろっこしいし、よしんばいいライブラリが見つかったとして、そのライブラリの学習時間も必要だ。 ということで、よし、スクラッチでその場しのぎのコードで済ませてみよう、と考えた。 なにせ、今は LINQ があるのだ。 まずは、大元のコマンドライン引数の取得から。 これは System.Environment クラスの GetCommandLineArgs メソッドで、コマンドライン引数を空白で区切った単位の配列で取得できる。 ただし、いちばん最初の要素は、そのアプリケーションのパスそれ自身なので、Skip 拡張メソッドで読み飛ばしておく。早速 LINQ の出番だ。 var args = System.Environment.GetCommandLineArgs().Skip(1); 次に、オプションスイッチの有無を判定する "プチ関数" を書くことにした。 "プチ関数" と勝手に呼んでいるが、実はラムダ式のこと。 メソッドにしたりグローバルに再利用したりする程ではないが、ある局所中にちょっとだけパラメータを変えて数回出現するコード片を、ラムダ式にまとめておくのである。 オプションスイッチは先頭がスラッシュ(/)かハイフン(-)のいずれかで、続いてオプション名が並ぶので、正規表現でチェックすることに。 オプション名の大文字小文字は無視。 ということで、チェック対象の文字列 > オプション名文字列 > 判定結果(true/false) というラムダ式 hasOption を書く。 Func<string,string,boo> hasOption = (input, optionName) => Regex.IsMatch(input, "(/|-)"+optionName,RegexOption.IgnoreCase); さらに、チェック対象の文字列 > 判定結果(true/false) という、個別のオプションスイッチごとの判定ラムダ式も定義しておく。 Func<string,bool> hasFoo = (input) => hasOption(input, "foo"); Func<string,bool> hasBar = (input) => hasOption(input, "bar"); なんだか関数型プログラミングにおける部分適用みたいでいい感じ。 オプションスイッチの有無の判定だけなら、個別のオプションスイッチごとの判定式まで定義せずとも、hasOption だけで用は足りる。 しかし後述するとおり、オプションスイッチに続く引数を取得するときに、この準備が効いてくるのだ。 オプションスイッチの有無を判定するには Any でチェックすればよい。 if (args.Any(hasFoo)) { /* foo スイッチが指定されていた */ } さらに、foo スイッチが指定されていたときに続く引数を手に入れるには、SkipWhile で foo スイッチまで読み飛ばし、Skip(1) で foo スイッチそのものを読み飛ばしたら、First() で手に入る。 if (args.Any(hasFoo)) { paramOfFoo = args.SkipWhile(arg => !hasFoo(arg)).Skip(1).First(); } hasOption式だけでも書けるが、hasFoo 式を先に定義しておくことで、多少読みやすくなっていることと思う。 インテリセンスも効くし。 ということで、以上、LINQ とラムダ式のおかげで、コマンドライン引数解析をどうにかかわすことができた。 皆さんならどう実装するだろう? 「そんなことしなくても、こうやったらできるよ!」「ここでこんなライブラリがあって、使い方もすぐわかるよ!」など、ご指摘あればコメント等頂ければ幸いである。 2010/09/15 追記 @neuecc さんから、ご自身のブログ記事を紹介頂いた。
by developer-adjust
| 2010-09-14 10:03
| .NET
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